「ミッション・インポッシブル」シリーズの最終作「ファイナル・レコニング」が2025年5月23日に封切られるのを前に25回目のプロモーションに来日したトム・クルーズ。
60歳を過ぎても主役のスターとしての地位を確立しているトム。以前ならこの年齢に達するとわき役に回り、いぶし銀のある渋い役者になるのですが、トムは映画スターとしてのオーラを残しています。それが今のハリウッドの俳優にはありません。映画の王国ハリウッドも昨今は衰退していつの間にか輝きを失っています。映画スターとしてのオーラやカリスマ性が残る最後のハリウッド映画スターになるのかも知れません。そんな彼のプロフィールをご紹介します。
「ミッション・インポッシブル」トム・クルーズの身長 彼は意外と・・・・
トム・クルーズは1960年7月3日、米国ニューヨーク州シラキュース生まれです。身長は170㎝だからアメリカの白人としては背が低いですね。これをコンプレックスとしているのかと思いきや、それを気にしていないのは「トップガン」の共演者アンソニー・エドワーズと作品中で並んでいる場面があるのです。アンソニーはトムよりずっと背が高い俳優なんですが、それをトムも監督も気にしていませんね。これも以前なら背の低いスターの横に背の高い俳優を配置はしませんでした。ハリウッドはそれが徹底していて、セットも一回り小さくするくらいです。それが1986年製作の「トップガン」の製作の頃にはスターの背丈もあまり問題にしていないのですね。トム・クルーズがコンプレックスを感じていないと言うか。
「ミッション・インポッシブル」トム・クルーズが抱えた障害とは?
彼は幼いころから学習障害がありました。失語症という障害で、これは文字を読む上での障害で例えばbとdの区別ができないものです。
これらの障害のあったトムは障害者に関わる映画「レインマン」(1988年)では主演とプロデューサーを兼任しています。
そんなハンデも乗り越えたトム・クルーズですが、ひとつ心配してしまうことがある。
「ミッション・インポッシブル」トム・クルーズが信仰する宗教とは?
サイエントロジーという宗教団体を信仰している点です。そんなの宗教の自由なんですが、しかしどうもこの団体は、宗教を隠れ蓑にしたカルト集団じゃないかという疑いがあるのです。要するに統一教会と同じ見られ方をしています。フランスは明確にこの団体はカルトとみなしています。ドイツでは宗教を利用したビジネスだとしています。
トム・クルーズは最初の妻、女優のミミ・ロジャーズからの紹介で信仰するようになったようです。
「ミッション・インポッシブル」トム・クルーズが障害を克服したわけ
サイエンエントロジーの教祖、L・ロン・ハーバートの提唱した「勉強の技術」がトムの学習障害を克服させたと、彼は発言しています。
だからトムは教祖の提唱する教えを人々に伝える熱心な布教を行っており、それを煙たがる人々もいます。私としてはオウム真理教が起こした事件みたいなものをサイエントロジーがやらかしてしまって、トムのキャリアを大いに傷つけることがないように願っています。
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