トム・クルーズがうわさのあったキューバ出身の女優アナ・デ・アルマスとの結婚に向けて、トムの弁護士が「鉄壁の婚前契約」の作成準備に入ったというニュースがありましたね。しかし、このニュースにおやっ?と思います。結婚するというのではなく、結婚する前に「婚前契約」の作成って何だ?と思いますよね。
トムクルーズ結婚 婚前契約って何?
婚前契約とは、結婚前に将来の夫婦生活における取り決めを条文とする契約です。財産分与や家事育児、また不倫に対するペナルティなどを結婚する前に決めておくことです。
離婚裁判でもめないように、または裁判でなくても契約書で決めたことを元に離婚する話し合いがスムーズにいくようにしたものです。アメリカは訴訟の国なので、離婚について訴訟することが多くこういう契約書を元に裁判することで夫婦の負担を減らすためなのです。
こういうものがあると聞いた時は、結婚もビジネスみたいに契約書を交わすなんてなんということだろう、と思いました。お互いの気持ちが合えば結婚すればいいんで、また家庭生活のルールは話し合いだけで、こういう風に文書にするなんてまったくビジネス感覚ですね。ビジネスでトラブルがあったときのために契約書を作成しておくというのを結婚ですることはないんじゃないかと思いますね。
トムクルーズ結婚 婚前契約に抵抗があるけれど、これはこれでいいのかなあ。
しかし一方で結婚する前にいろいろと取り決めをするのは合理的でもあると思います。赤の他人と結婚するからには、同居して気がつくことがあるし、こんなはずではなかったことも多々ありますね。
しかし、こうやって婚前に決めておくことも無駄がない能率的でもあります。
結婚する前にこんな契約書をつくるというのは味気ないというか、夫婦の愛情や信頼なぞ無視したようなビジネスライクのようなもので抵抗があるひともいるでしょう。そういうところはアメリカらしい合理的な考えでもあるのですが、今の日本ではどうでしょうか?
まだ欧米ほど一般的ではありません。でもこれから増えてくるかもしれません。財産分与や慰謝料に関しては富裕層なんかは婚前に決めておいて、離婚裁判が泥沼化を避けることに有効なので、セレブあたりから次第に一般に広がってくるかもしれません。ただし、家事分担とか育児方針などは法的規制は難しいので、ここは法律のおよばないところであるのです。
トムクルーズ結婚 婚前契約よりもトム自身が抱える問題とは?
トム・クルーズもハリウッドの大スターだから、離婚裁判を行うときに財産分与などで泥沼化するのはよろしくないでしょう。こんなことにエネルギーを浪費するなどとんでもないと予防線を張ってしまうのは納得できることでしょう。
それにもうひとつトムには問題がありますね。サイエントロジーという宗教団体の皮を被ったカルトの信者である点です。彼は三度離婚していますが、この離婚理由がカルトの信者ということなのです。なんでこんなカルトの信者になったかというとトムが子供のころから抱えていた障害が、サイエントロジーの教義で克服できたのです。
失語症という障害で例えばbとdの似たような文字の区別ができないというものです。これだとシナリオを読むのに苦労しますから、役者としての仕事に差しさわりがあります。
それがサイエントロジーの教義で克服できたので、役者という仕事をしているからおおいに助かったというわけです。これに恩を感じてカルトの広告塔にもなったのです。
しかし、カルトだからインタビューなどで記者にそのことを突っ込まれると激怒して、必死になってサイエントロジーを擁護するのです。
このカルト集団がオウム真理教のような地下鉄サリン事件という世界を震え上がらせる事件をおこしたら、トムの立場の立場も危うくなりますよね。
統一教会の二束三文のツボを法外な高額で信者に売りつけて桜田淳子が芸能界追放になりました。トムがサリン事件のようなことにまったくかかわりがなかったとしても、信者であることからハリウッドから追放されることは充分に考えられます。
トムクルーズ結婚 トムのカルト信仰はとんでもないことになる可能性が大きいのです
この婚前契約書にもサイエントロジーに関わることも触れているのか?と思いましたね。離婚理由がトムのカルト信仰にあるのですから。
…と思ったら、トムはこの新妻になるアナ・デ・アルマスにサイエントロジーについての勉強をさせているそうです。
新妻を洗脳させておけば離婚には至らない・・・という作戦ですかね。三回結婚をしくじったトムは今回の結婚には慎重に出る模様ですね。

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