「ミッションインポッシブル/ファイナルレコニング」も大ヒットで好調なトムクルーズ。彼はハリウッド最後の映画スターとも言えるようなオーラがあります。いつの間にか華やかなハリウッドもかつての輝きを失い、今の役者で映画スターと言えるほどのカリスマ性のある人がいません。映画スターと呼べるスターはトムに彼の元妻、ニコールキッドマン、ジュリアロバーツ、ブラッドピットなどがいますが、彼らはいずれも60代です。つまり彼ら以降に映画スターが育っていませんし、そんなスターを魅力的に見せてくれる娯楽大作がないのです。だからトムらが最後の映画スターとなりますね。そんななか、トムクルーズは「トップガン」と「ミッションインポッシブル」によって映画スターとしての地位を確保しています。
最新作「ミッションインポッシブル/ファイナルレコニング」はひたすらトムクルーズがすごいスタントを見せ、彼がかっこよく見せることに注力を注いだ作品です。トムひとりを際立たせるために作られた映画と言えます。こんなことができるのもトムクルーズがスターだからです。
そんなトムクルーズですが、プライベートでは映画のように絶好調とは言えないようです。
- トムクルーズと娘とは絶縁 トムの結婚と離婚について
- トムクルーズと娘とは絶縁 そうなってしまった原因は信仰している宗教によるものである。
- トムクルーズは娘とは絶縁 最初の結婚がトムクルーズのつまづきになってしまう。
- トムクルーズと娘は絶縁 2度目の結婚で養子を迎える
- トム・クルーズと娘とは絶縁 養子に迎えたふたりもトムの信仰する宗教の信者
- トム・クルーズと娘とは絶縁 共演した女優と恋仲になるのだが・・・3度目の結婚は・・・
- トム・クルーズと娘とは絶縁 3度目の結婚で実娘が誕生するも・・
- トムクルーズと娘とは絶縁 娘スリはトムと面会したくないほど嫌ってしまった
- トムクルーズと娘とは絶縁 トムクルーズの汚点になりかねないカルトへの信仰
トムクルーズと娘とは絶縁 トムの結婚と離婚について
3度結婚して3度離婚していますが、これがトム・クルーズが信仰している宗教団体が影響しているのです。
最初に結婚した女優のミミロジャーズの紹介でトム・クルーズはこの宗教団体を信仰するようになるのです。
次の妻、ニコールキッドマンはサイエントロジーを嫌います。
三番目の妻は最初はトムの言うことに従ってサイエントロジーに入信しますが、この宗教団体がカルト集団と気がついて、実娘ともどもトムと距離を置いてしまう。
このようにトムクルーズと妻や子供の関係はサイエントロジーが大きく影をおとしているわけです。トムを障害から救ったものの、彼の結婚生活はサイエントロジーのおかげでまったくうまくいかないです。
トムクルーズと娘とは絶縁 そうなってしまった原因は信仰している宗教によるものである。
信仰の自由がありますからどこの宗教団体を信じてもいいのですが、トムが信じているサイエントロジーというのは宗教団体というのを隠れ蓑にしているカルト集団なのです。フランスでは明確にこの団体をカルトとしてとらえています。
そんなことがトム自身もそのことで批判されたりしていますが、彼はこの宗教団体を信望しており批判されるたびに激怒してこの団体を素晴らしさを訴えているのです。
なぜトムがサイエントロジーに盲信しているのは、彼は障害がありその障害を克服できたのは、サイエントロジーの教義によるものです。
トムクルーズの障害とは?
https://eigainfo.net/tom-cluse-tomu-kuruuzu/96/
トムクルーズは娘とは絶縁 最初の結婚がトムクルーズのつまづきになってしまう。
ちなみに彼にサイエントロジーを紹介したミミは3年の結婚生活の間にこの宗教団体から決別してしまうのでした。この信仰を捨てたミミと盲目的に信じているトムでは感情の行き違いが出て、ふたりは別れます。最初の妻がトムのつまづき、と言っては酷なのですが、サイエントロジーに没頭してしまったきっかけを作ったことにはなんともやりきれない気分にもなります。しかしトムクルーズの障害を克服できたのは、サイエントロジーの教義から救われたのですから、何とも複雑です。ミミはサイエントロジーがカルトであると認識して信仰を捨てました。しかしトムは障害を克服できたことに恩義を感じてこのカルト集団の広告塔になってしまいます。この後、記述します養子ふたりはサイエントロジーの紹介であったため、この子達もサイエントロジーの信者でありますから、ふたりとトムの関係は良好です。しかし悲しいことには実子はサイエントロジーの信者である父親とは絶縁してしまうのです。
トムクルーズと娘は絶縁 2度目の結婚で養子を迎える
二番目の妻はニコールキッドマンです。ふたりは「デイズオブサンダー」(1990年)での共演したのをきっかけに、ミミと離婚した10か月後の1990年のクリスマス・イブに結婚したのでした。
結婚後、ニコールは流産してしまいます。そのことに悲しんでいると、サンエントロジーの教会からもうすぐ生れてくる子を養子にしないかという申し出があったのです。それがイザベラという子なのですが、彼女の母親がサイエントロジーの信者でありますが、すでにふたりの子供がいるのでもうひとり育てる余裕がないと聞かされます。その3年後に生後1か月であるコナーも新たに養子として迎え入れました。
この養子に迎えたふたりもサイエントロジーにトムの影響で信仰するようになります。
ところがニコール・キッドマンはカソリックで改心はしませんでした。またサイエントロジーがカルトであることも知っていたのでしょう。
そんなところでニコールとトムやふたりの養子との間に溝が入ります。2001年にトムはニコールに離婚を言い渡します。親権はふたりにあるものの、サイエントロジーを信じるふたりの養子は父親と住むことになり、ニコールとは疎遠になります。
トム・クルーズと娘とは絶縁 養子に迎えたふたりもトムの信仰する宗教の信者
イザベラはサイエントロジーの会計監査の仕事をしており、コナーはサイエントロジーのアメリカでの拠点であるフロリダ州クリアウォーターに住んでいます。コナーは腕に「1938」というタトゥーを入れていますが、これはサイエントロジーの創始者ロン・ハーバートが初めてこの宗教について書いた年なのです。トムはクリアウォーターに不動産を所有しており、いずれはイザベラとコナーとともに住むのではないかという憶測もあります。
トム・クルーズと娘とは絶縁 共演した女優と恋仲になるのだが・・・3度目の結婚は・・・
ニコールと離婚後、トムは「バニラスカイ」(2001年)で共演したペネロペクルスと恋仲に落ちます。ところがすぐに別れてしまいますが、これはトムが信仰するサイエントロジーが気に入らなかったようです。彼女もこの宗教団体がカルトだと知ったのでしょう。その後は共演したこともないケイティホームズと結婚します。
彼女とは実娘スリをもうけます。ケイティはサイエントロジーを勉強してカソリックから改心して、挙式もこの宗教の形式で行われたのでした。
トム・クルーズと娘とは絶縁 3度目の結婚で実娘が誕生するも・・
そしてトムとって実娘スリが生まれるのです。しかし、ケイティはサイエントロジーに疑問を持ちはじめて、娘を守るためには離婚しかないとひそかにトムと別れる計画を立てます。前妻のニコールが養子から引き離される光景を見ており、そんなことにならないように注意深く、弁護士の父親と相談してこの離婚を進めていったのです。
トムが「オブリビオン」(2013年)の撮影でアイスランドにいたときに、不意打ちのように離婚を言い渡します。
そしてケイティの単独親権を主張します。娘スリをサイエントロジー関連のイベントなど、このカルト集団とのかかわりが一切ないようにしたのです。トムにはスリとの面会はできるが、サイエントロジーの集会に連れて行かないようにしました。でも面会はできるのですが、実際にはスリはトムに会うことはなく、養育費だけはきっちりと払うということになりました。
トムクルーズと娘とは絶縁 娘スリはトムと面会したくないほど嫌ってしまった
スリは18歳になると、クルーズという父親の名を捨ててスリ・ノエルと改名しました。ケイティの本名はケイティ・ノエル・ホームズと言い、母親の名前を取り入れることで母娘の絆を深めていきます。このあたりも父親(トムクルーズ)とは決別しているということの意思を感じます。そうして父親と面会するのは拒否してしまいます。トムとスリはこうして絶縁してしまったのです。娘が父親を嫌うのはよくある話ですが、事情が事情だけにこれはつらいことですね。父親(トムクルーズ)の障害がサイエントロジーで救われたことをスリは知っているのでしょうか。まあ知っていたとしてもカルトにのめりこんでいる父親(トムクルーズ)は嫌いなんでしょうが、少しはトムには同情したかもしれません。
カルトの教義でトムクルーズは障害を克服したという点も複雑な思いもさせられます。カルトの何がいけないって、信者から過剰に財産を取り上げてしまうことです。けれども、トムクルーズのように救われた人もいるのです。信者にはそのカルトを盲信していますが、彼らの心は救われているのかもしれません。だから信仰するのでありますが、そういう心理を悪用しているカルトはとても悪質であります。そうして彼らの財産を搾り取る吸血鬼ですから、これはひどいものです。
これは父親(トムクルーズ)と娘(スリノエル)のどちらも悪くないのに、こんなになってしまうのは、他人事とはいえ気の毒に思います。
トムクルーズと娘とは絶縁 トムクルーズの汚点になりかねないカルトへの信仰
ここまでくるとトムクルーズがかわいそうになってきます。DVや不倫をしたわけでもないのにこの状態はスターらしからぬ哀れみも感じます。
しかしこれはカルトにのめりこんだトムのせいでもありますが、前述した通り、彼が障害を乗り越えたのはこのサイエントロジーのおかげなのです。でもサイエントロジーがカルト集団なのが問題なのです。いくら恩義があるとは言え、大スターが信者となれば広告塔に利用され、またオウム真理教みたいな大事件を起こさないことも限りません。
そんなことがあれば、障害を乗り越えた恩義が吹っ飛び、トムのキャリアがおおいに傷がついたら取り返しのつかないことになります。そんなことでトム が落ちぶれていったら、他人事とはいえ私は心配します。これまでに述べた通り、サイエントロジー信者であるがゆえに家庭がうまくいっていないのですから、障害を乗り越えた代償としては大きすぎるのではありませんか。後はトムの目が覚めたらいいんだけど、誰かトムの洗脳を解いてくれる人が現れないだろうか。
トムクルーズをスターとしての地位を固めた「ミッションインポッシブル」について記述しました。↓↓↓↓↓↓↓↓

トムクルーズの下積み時代の出演作品 ↓↓↓↓

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