「踊る大捜査線 N.E.W. メトロポリスを駆け抜けろ!」が2026年9月18日に封切りになります。 最終作「踊る大捜査線THE FINAL 新たなる希望」が2018年で、8年ぶりの登場となります。 これだけのブランクがあると、またヒットするかどうか興味がありますね。
またこの映画には佐藤二朗が出演しており、近年のトラブルでこの処置もどうなるかというところにも注目されるところでしょう。
このトラブルはフジテレビがまたやらかしたミスだと考えていますが、佐藤当人の悪しき昭和のオヤジみたいな態度はちょっとどうかと思いますね。時代の変化についていけない哀れなオヤジを想像してしまいます。ですが、ネットでは佐藤擁護の声も多く彼らもやっぱり佐藤と同じメンタリティだから擁護しているのでしょう。
コンプライアンス、コンプライアンスとギャアギァアやかましいことで、こんなことばっかりこだわったら何も作れないという意見も一部では正しいとは思います。規制ばっかりじゃ、窮屈になります。
しかし、男の持つ野卑な部分を是正していくというのなら、人間はよりよい道に進むことが進歩というものです。それに創作物なんて規制があるものを逆手にとるという手もありますから、見る人が見れば分かるという描き方もできますしね。
本記事では新作も登場するので「踊る大捜査線」について語ります。もともとはテレビドラマだったことも 知らない人もいるんじゃないでしょうか 。1997年のドラマですからね。約30年前ですしね。
踊る大捜査線N.E.W テレビシリーズ人気の主な原因
人気の原因その1:リアルな警察組織の「サラリーマンドラマ」化ということが新鮮でしたね。 従来の事件・アクション主体の刑事ドラマとは一線を画し、警察を「人事」「予算」「本庁と署(現場)の格差」「官僚主義」などの問題を抱える組織として描きました。企業やオフィスで働く視聴者が強く共感できるストーリー構造が画期的でした。
人気の原因その2:主人公・青島俊作(織田裕二)と室井慎次(柳葉敏郎)による「現場と本庁の熱い絆」をはじめ、真下正義、恩田すみれ、そして「スリーアミーゴス(神田署長・秋山副署長・袴田刑事課長)」といったコミカルで個性豊かなキャラクターたちが作品の魅力を深めました。
人気の原因その3:斬新な演出手法がよかったのです。ディテール 効果的な劇伴(BGM)、細かいアイテム(カエル急便やレインボーブリッジ等)の散りばめ、ストーリー間のリンクなど、何度見ても発見があるディテールの細かさがファン文化を醸成しました。
さて、これらの魅力が視聴者を惹きつける魅力があったのですが、それでは視聴率を見てみましょう 。
踊る大捜査線N.E.W. テレビシリーズの平均視聴率と順位
「踊る大捜査線」の平均視聴率18・2%です。
おお、結構あるな、やっぱり人気ドラマだね、と思うでしょう。しかしこれは2020年代の今日ではTverなどで後から視聴する人が多い現代だと、視聴率が10%以上あれば御の字なので、多いように見えるのです。
ビデオが普及した頃、録画してから後から観る人がいるから、視聴率など意味がないという声もありましたね。今ではリアルタイムで観る人が少なくて、TverやDVD録画で後から観る人の方が多いのです。
そういう状況からすれば大ヒット作なのですが、1990年代はテレビドラマ全盛時代なのです。
平均視聴率18.2%という数字自体は、歴代民放ドラマの平均視聴率ランキング(TOP 100等)には入らない「中堅上位」程度の順位です。
1990年代後半のテレビドラマ枠は『積木くずし』(1983年・平均35.7%)や『HERO』(2001年・平均34.3%)、『ロングバケーション』(1996年・平均29.6%)などの大ヒット作が多数存在していたため、この数字は低いと言わざるを得ません。
『踊る大捜査線』は初回視聴率(18.7%)から大きく崩れることなく、回を追うごとに固定ファンを増やし、最終回で最高視聴率を記録しました。その後に放送されたスペシャルドラマ『歳末特別警戒スペシャル』(25.4%)や『秋の犯罪撲滅スペシャル』(25.9%)で記録的な高視聴率を連発しました。
それが劇場版の大ヒットへと繋がる社会現象を巻き起こしました。
踊る大捜査線N.E.W. 劇場映画版歴代の興行収入はどうか?
それでは劇場版の興収を見てみましょう。
『踊る大捜査線 THE MOVIE』(1998年、興行収入101億円)
『踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』(2003年、興行収入173.5億円)
『交渉人 真下正義』(2005年、興行収入42億円)
『容疑者 室井慎次』(2005年、興行収入38.3億円)
『踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!』(2010年、興行収入73.1億円)
『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』(2012年、興行収入59.7億円)
このように本流やスピンオフを含めて大ヒットの連発です。特に『踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』(2003年)は2025年に「国宝」に首位を奪われましたが、22年間も実写映画興収第一位だったのです。
踊る大捜査線N.E.W. 最新作の見どころと言えば?
最新作『踊る大捜査線 N.E.W. メトロポリスを駆け抜けろ!』の見どころを紹介します。
警視庁捜査一課に配属された「青島俊作」の活躍 長年、湾岸署の現場で奔走してきた青島が警視庁本庁の捜査第一課に着任。これまでの「本庁vs所轄」という構図から一転、青島自身が本庁側として事件にどう立ち向かうのかが見どころです。
時代を反映した難事件とタイムリミット感、 3Dプリンター製拳銃による連続殺人やウイルスの盗難事件など、現代的な脅威が絡み合うスピーディーな展開。運び屋指示などの緊迫した状況の中、東京を舞台に駆け抜けるアクションとサスペンスが融合しています。
豪華キャストと新世代の融合 織田裕二をはじめ、真下正義役のユースケ・サンタマリア、真下雪乃役の水野美紀、沖田仁美役の真矢ミキ、スリーアミーゴスなど往年のファン歓喜のメンバーが集結。さらに趣里や白洲迅、佐々木蔵之介ら新たな実力派キャストが脇を固めます。
また今回は脇のキャラのことを知るとおもしろさが増すでしょう。
かつて湾岸署で警事係長などを務めた魚住(佐戸井けん太)が、今作では警察を退職し「動画配信者」に転身しているという設定が明かされています。
いかりや長介が演じた故・和久平八郎の甥である和久伸次郎(伊藤淳史)も登場。シリーズを通して継承される「和久さんの教え」やスピリットが今作でもキーポイントとなっています。
スリーアミーゴスの健在ぶり 長年愛されてきたトリオ(北村総一朗、斉藤暁、小野武彦)も健在で、シリアスな事件の裏で展開されるクスッと笑えるコメディリリーフとして作品を支えています。
さてこういった内容で興行収入と評価はいかに?というところです。

コメント